これまでの「つれづれ」
2018年11月21日☆ 「趣味」発見!! ☆

久々に「宗明のつれづれ」に筆をとります。

師走を前に、ふと気づくとご無沙汰して一年余となっておりました!!

実は、ホームページ・リニューアルと同時にインスタグラムを始めたのですが、こちらは想像以上にお手軽なツールでした。

月々のお料理の画像と共に、文章でも気軽に教室風景をご紹介できるのでついつい易きに流れ・・・
「つれづれ」への投稿はなかなかお神輿が上がらず、こちらのページには長期のお留守となってしまいました。

たまには開いてご覧くださっていた皆様、大変失礼致しました。

 

さて、かねてより、「お料理以外の趣味を持ちたい~」と願い、迷い悩んでいた宗明ですが・・・
遂に見つかりました!

「ワイヤービジューバック」作りです。

これはまだ新しい手芸のジャンルのようで、
協会(流派のようなもの?)がいくつかできましたのも、
ここ近年のようです。

材料は平たいビニールの網状のネットと、
これまたビニールの細いテープのみ。

その状態ではとてもチープに見えますのに、
様々なテープを組み合わせてネットに通し、
立体に仕上げていくとまことに素敵なバッグが出来上がるのです!!

別名「ジュエリーバッグ」とも称されるようでして、確かに不思議な高級感があり、
でも実は100%ビニールですので、どんなに雨に打たれてもびくともしません。

お洋服はもちろん、形によりましては和装でもおしゃれに持てますので、
現在の私にとっては実用に直結した趣味とも言えます。

まずは、ある日、Oさんという生徒さんがお持ちになっていたバッグが発端でした。

「まぁ!! このステキなバッグは何でできているのですか?」

「え?え?手作り!? なにで?どうやって???」

 

お優しいOさんは、私のあまりの熱意に押され、翌月、一日講習をして下さったのです \(^-^)/

針も糸も、編み棒等も不要。
場所を取らず、どこでも制作できて、すぐに片づけられるという利便性に加え、
何より出来上がりがとてもおしゃれ。

立体に仕上がっていくわくわくのプロセスも、仕上がった際の達成感も、
まさに私が余暇に楽しむ「趣味」に求めていた充足感でした。

「色の組み合わせによって、こんなにイメージが変わるのね!?」

「大きさをこう変えてみたらどうかしら?」

着物と帯の取り合わせや、器とお料理のバランスなど、
平素の思考とどこか共通点もあるのかもしれませんが、
私の興味を刺激するに十分な楽しみ事です。

 

昔、数学はあまり得意ではなかったはずですのに、
こんな時には「火事場の馬鹿力」?を発揮するようでして、
数式を作り、図面を引いて、どんどん新しいアイディアが浮かびます。

生徒さんが「先生、ちゃんと寝ていらっしゃいますか?」と
ご心配下さるほどの情熱で(笑)いくつかのバッグを制作してひと夏が過ぎました。

 

ただ、手芸の専門店でもまだ材料が揃いにくく、
テキストブックも数冊しか販売されていませんので、
なかなか自学自習への道が拓かれない歯がゆさを感じておりました。

 

そこに現れたる救世主!!

占い師さんに「願えば叶う星」と太鼓判を押された宗明。

本当に不思議な出会いがやってきました。

 

ある日、インスタをご覧くださって、遠く富山からある生徒さんがご参加くださったのですが・・・
その方がまたまたステキなバッグをお持ちでした!

それが例のワイヤービジューバッグでして、
なんとその方は富山でそのお教室をしていらっしゃるというのです。

そして、その先生が、毎月のお教室の後にお残り下さり、講習をして下さることとなりました!!

近隣にこの手芸の教室があるなどと聞いたこともありませんし、
あったとしても私のこの過密スケジュールの中ではとても通えないわ、と
あきらめていたのですが・・・
☆☆☆ なんてありがたいことでしょう ☆☆☆

 

さっそく有志の生徒さんを募り、現在はとても自力だけではできそうもない
「バーキン型」のバッグを教えて頂いています。\(^-^)/

 

それと並行して、自分の好みの形のバッグも日々制作しています。

もちろん日中は教室がありますので、当然夜間の活動(?)となるわけですが、
テレビを観ながらでも勝手に手は動き(笑)
時間をかけたなりの成果が生まれるのですから、なんですかお得な気分です。

用と美を兼ね備えたワンハンドルのバッグをオリジナルデザインで作りましたところ、
これが「お着物にもステキ~!」と生徒さんに好評で、いくつかお分けしました。

手元にあまり残りませんので総数は定かではないのですが、
持ち手の購入履歴から考えるに12個は作ったことになります(笑)

 

同時期にこの趣味にハマったはずの生徒さんが、
「先生の熱意と集中力は並外れていらっしゃいますね」と
しきりと驚いていますが、
ひとつ作るごとに新しい発見や学びがあるので、
楽しみが止まらないのです。

 

もっとも、私は一度コレと決めたらシツコイ性格なのかもしれません。

かねて、懐石やおもてなしクラスのレシピを集中的に作っていた頃の充足感を思い出しています。

 

本当にこれでいいの?

もっといい方法はないの?

やっぱり!!こうすればもっときれいにできるわ!!

 

なんて楽しいのでしょう。。。

自分が進歩している!と実感できる喜びは久々の感覚です。

 

手先も頭もフルに使うこの手芸は、
もしかすると、加齢による能の衰退を止めてくれるかもしれませんので(?)
今後も楽しく続けていきたいと思っております。

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